↑ コンバット・レスキューの訓練に於いては、複数のヘリが同時の運用され、極めて激しい回避行動や機動訓練も有る為、事故も多い。同部隊でも1989年9月3日 インディアン・スプリングスの北25マイル地点で、2機のHH-60Gが夜間空中で接触して墜落、両機の12名のクルーの命がいっぺんに失われると言う大きな事故に見舞われた。事故機は、88-26105と91-26359と言われている。1982年のサンダーバーズお事故と言い、またインディアンスプリングスか・・・である。
NEXT
click here
HOME

1991年からネリス空軍基地を本拠地として活動するコンバット・レスキュー部隊第66救難飛行隊で、ショーでもコンバットレスキューの様子を観客に披露する。彼らのオフィスは、ネリスのサイドゲート脇にあり 大きなHH-60ペイブ・ホークの模型が飾られている。彼らは、2010年には、アフガニスタンに遠征しそこでの救難活動を行ったが、240名以上の救助を成功させ 激戦の中5名の戦死者も出している。ショーで見せる救難活動は、決して演技ではなく 実戦を通して培われたものである。(2020年2月 記)

Page-1
撃墜され敵地に舞い降りた味方パイロットの救出は、この勇敢なコンバット・レスキューの活躍が欠かせない、それとA-10のような強武装地上攻撃機が支援してくれれば 成功率はもっと上がる。ユーゴスラビアで撃墜されたステルス機F-117のパイロット救出の際もA-10の支援があり、チームワークは非常に重要である。ショーの中にはこうしたチームワークを強調する部分が多く取り込まれている。
Wings
ネリスの夕方の光を浴びるHH-60Gの列線。背景の山々とHH-60の組み合わせは、とても絵になる美しさだ。
From Live Resin HP
From Live Resin HP